皆さまこんにちは。泉州ケアサービス株式会社(以下SCS)のにゃー子です。
最近は入院しても、急性期が過ぎるとすぐに退院することが多いようです。でも急性期が過ぎても看護が必要な状態は変わらないので、自宅で療養しながら通院というスタイルになりつつあるみたいですね。
若い方のご入院はそれでも大丈夫な事が多いですが、ご年配者さまの場合、それは自宅での介護を意味することになります。でも家族全員が仕事で不在がちの場合、ひとりでお留守番してもらう訳にはいきません。
今回、そのような状況で、自宅では看れない、でも施設が決まらないという難問を抱えてしまったKさんのことについて本部長のアユさんにお伺いしたいと思います。
Kさんは入院するまで弊社のデイサービス「だんらんの家」の利用者さんだったのですか?
そうなんですよ。定期的に通ってくださってました。
今回入院を機に施設に移る予定で動いておられたのですが、退院日が決まっても老健に空きがなく、かと言って娘さんが自宅で看るのはとても厳しい状態でした。費用的にもどの施設でもいいという訳ではありませんでした。
それは大変に悩ましい問題でしたね。
弊社として、どのような提案をされたのでしょうか?
ご本人の体調や慣れ親しんだ環境を考慮し、「だんらんの家」で身体的にいけるところまでお泊りしていただく、という提案をさせていただきました。
前の記事でご紹介させていただいたように、弊社は「老人ホーム・介護施設紹介センター」としてご家族さまの代わりにご希望にあったお住まいをお探しするのですが、Kさんのようにご希望の施設に空きがなく、他の施設も見つからないという方も、見捨てることは絶対にしないというモットーで頑張らせていただきました。
SCSは老人ホーム紹介だけでなく、デイサービス施設を2ヵ所、来年は高齢者向けサービス付き住宅(サ高住)をオープンする予定なので、Kさんにこのような提案をすることができたんですね。
今回の提案について娘さんは何とおっしゃってるんですか?
うれしいことに、だんらんのスタッフさんはみんな優しいし、お父さんも知ってる人ばかりで、だんらんさんで看て頂けるならとても安心です、と涙を流してくださったんですよ。
なんと嬉しい娘さんのお言葉!!
Kさんは今月の中ごろから、だんらんの家で毎日お泊りでしてくださっています。だんらんのスタッフもスケジュールなどいろいろな調整をしてくださり、Kさんは快適に過ごしてくださっているようです。
体調が良くなって、早くご自宅に戻れるようスタッフ一同これからもお支えしたいと願っております。
今日はKさんの場合について取り上げさせていただきましたが、ご希望の施設へご紹介させていただいた方についても書いていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。